【楽天ポイントせどり】メルカリで売るのをオススメしない5つの理由
楽天ポイントせどりの安定的な販路を探し求めています。
Amazonのセラーアカウントを取るのが一番早いんだろうな〜と思いつつ、アカウント開設の手間が大きい割にアカウントを消されるリスクがあったり、そもそも自分が長続きするか怪しかったりなので却下。
で、次に思いつくのはメルカリです。
ただ、結論から言うとメルカリはないと考えています。今後も基本的には使わないつもり。
前提条件
まず、前提条件として。
僕は商材をSUPER DEALのポイント高還元スマホに統一しています。
それは、以下のような理由からです。
- 未使用である限り、価値がゼロにならない
- サイズが小さいので送料が安い
- 買取屋に持ち込みやすい
- 型番が決まっているので、買取額が明確
- マラソンでの購入価格上限(10店舗で11万1111円)に収まる
そのスマホを毎月1~2台(MAX8万円くらい)仕入れて、両方売って10%くらいの利益を取れればOKと考えてせどりを進めています。
メルカリを使いたくない5つの理由
ライバルが多い
メルカリはユーザーが多い分、同じような商品が同じような価格で販売されます。
商材にしているSUPER DEALスマホは人気商品です。Galaxyなどの人気機種は、お買い物マラソン中の楽天総合ランキングTOP10にいつも入っています。
従って、多くのせどらーがマラソン直後にメルカリに出品します。
例えば、5月のマラソン中に売られていたこの商品。
メルカリではこんな感じになっています。かなりの数の出品です。
定かではありませんが、マラソン中のSUPER DEALで仕入れたものがたくさん混じっていると思います。
この中で差別化して、自分の売りたい値段で売るのはなかなか難しいです。
またメルカリのユーザー像から考えて、20000円以上の、しかもandroidのスマホを買うユーザーが多いようには思えません。
なので、限られた買い手を、差別化が難しい商品で奪い合う必要があります。
これを副業でサクッとやろうというのは不合理に感じます。
確実性がない
ライバルが多いことも起因しますが、メルカリでの販売は確実性に欠けます。
ライバルがいない商材も中にはあるでしょうが、それは需要がないということの裏返しかもしれません。
もちろん、どんなプラットフォームにも言えることです。出品すれば確実に売れるというものでもありません。
しかし、スマホの場合は、型落ちや流行落ちの危険性が常にあります。在庫を長期間抱えるリスクのあるプラットフォームは、できるだけ避ける工夫をしていきたいです。
利益率が悪い
前項の「ライバルが多い」も相まって、販売価格が安くなりがちです。
メルカリでの値切り交渉文化も手伝い、出品価格内での最安値で売らなければいけないケースもままあります。
また、必ずかかる費用として出品手数料の10%と送料があります。これもなかなかヘビーです。
段ボールに入れるだけで送るわけにはいきませんので、梱包の手間も費用もかかります。
これをサボると、悪い評価を付けられてしまうリスクがあるので、手抜きはできません。
販売額が安い+手数料がかかる+梱包コストがかかるという、利益率を押し下げる要素の多いプラットフォームと言えます。
アカウントを育てる必要がある
スマートフォンを売るとなると、一回の取引単価は安くても2万円を超えます。
そのような取引を個人とするのは、やはり少しハードルが高いと思います。
買い手の気持ちで考えて、
- 評価数がそもそも少ない
- ”悪い”の評価がついている
- “悪い”の評価はないが、「発送が遅かった」「梱包が雑だった」などのコメントがついている
であれば、いきなりNGを喰らってもおかしくありません。
このように、メルカリはライバルが多い分、ミスが許されません。
一回のミスで販路を失いかねないプラットフォームと考えると、めちゃくちゃに危険です。
丁寧に取引をすれば良い評価をたくさん集められるはずだ、という考えは尤もなのですが...そこを頑張ってもリターンが大きくないのが悩みどころです。
コミュニケーションコストが大きすぎる
コミュニケーションコストと言っているのは、要するにキッズ対応です。
- 出品者コメントなど当然読まない
- 終わらない値下げ交渉
- 梱包や発送の仕方に注文をつけてくる
などに疲れ果ててしまいます。
客が着くか不確実で買値も高くない、でも買い手の要求は多いし、ちょっとでも機嫌を損ねれば悪い評価を付けられるし...
それで得られる利益は販売額の5%程度となれば、こんなものを我慢する意味はありません。
じゃあどこで売ればいいのか
じゃあどうするのがオススメなのかというと、スマホを商材として使うのであれば、買取屋への持ち込みが正解だと思います。
買取屋であれば、上記の不満を解消してくれます。
- ライバルはいない(早い者勝ち)
- 確実に買い取ってもらえる
- 利益率は高くないが事前に計算できる
- 評価を育てる必要がない
- コミュニケーションコストはない(持ち込みなら)
といった具合です。
買取額は高くないと記載しましたが、メルカリでの販売実績と大きく変わらないと考えるのがいいでしょう。
むしろメルカリの10%の手数料がない分、モノによってはメルカリを上回るケースもあります。
前述のAquosは、メルカリだとこんな感じですが、
買取屋の見積もりだとこうです。
ほぼ差がありません。むしろメルカリの手数料を考えると買取屋に売った方がの方が手残りが多いです。この値段で買い取ってくれるなら、買取屋に持ち込む方が断然合理的です。
住民票を用意する手間や、郵送代などで1000円程度のコストはありますが、その1000円で確実性と在庫回転速度を買っていると思えば安いものです。
メルカリを使うのをオススメするケース
唯一メルカリを使ってもいいかなと思えるのが、ビジネス書の販売です。
- 楽天ブックスでビジネス書を買う
- 読んだらメルカリに出品
- 書籍代の半額程度は返ってきて、SPU0.5倍プラス
というコンボです。
ビジネス書であれば買い手はきちんとした大人か、悪くとも勉強熱心(意識高い系?)な大学生のはずです。比較的コミュニケーションがラクでしょう。
新刊であれば値崩れも起こしにくいはずです。
人気本であればライバルは多いかもしれませんが、定価の2割引くらいで出品すれば、最安値で売らなくとも買ってもらえます(経験談)。
また本であれば発送用の封筒がコンビニに売っているので、梱包にケチを付けられることもありません。
メルカリからのお知らせ 全国のセブンイレブンでメルカリの梱包資材販売がスタートします最悪なにかクレームをつけられたとしても、高価なものでないので買い戻して解決すればOKです(評価は傷ついてしまいますが...)。
シンプルですが、SPUを上げながら安く新刊を読む方法、として長く活用できています。
まとめ - せどりのメルカリ活用は非推奨
楽天ポイントせどりにおける、メルカリの使い勝手を考えました。
使い勝手が高く、日本最大のプラットフォームという点は魅力的です。
売れたお金は手数料不要でメルペイ(iD)支払いに使える点も気楽で素晴らしいサービスです。
が、副業の物販は、薄利多売というわけにはいきません。
高額の商品を1〜2回コンスタントに売る方が、時間の面でもメンタル面でも合理的です。
なので、僕のSUPER DEALスマホを毎月仕入れて売る戦略ではメルカリは使えなさそうです。
以上、なにか皆さんの参考になれば嬉しいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。